手組みだからこそ繋がった、二つのご縁
婚活では、「条件が合う人」を探すことも大切です。
ですが、それ以上に大切なのは、自分の思い込みや先入観だけで、ご縁を閉ざしてしまわないことだと私は感じています。
最近、とても嬉しい出来事が続きました。
一組はプロポーズのご報告。
もう一組は真剣交際へ進まれました。
どちらも、プルミエール同士の会員様です。
実は、この二つのご縁には共通点がありました。
最初は、お互いの魅力を知る前に、「自分の中のイメージ」だけで判断しようとしていたことです。
ある方は、プロフィールだけを見て「自分の希望とは少し違うかもしれない」と感じ、お会いする前から迷われていました。
また別の方も、ある一点だけが気になり、お見合いをお断りしようと考えていました。
その時、私はお二人に同じことをお伝えしました。
「もし迷っているなら、一度だけ会ってみませんか。」
もちろん、無理にご縁を勧めることはありません。
ですが、お会いしてもいない段階でご縁を終わらせてしまうのは、とてももったいないと感じたのです。
実際にお会いすると、プロフィールだけでは分からなかったお人柄や安心感、会話の心地よさがありました。
そこから少しずつ関係が深まり、一組はプロポーズ、もう一組は真剣交際へと進まれています。
実は、真剣交際へ進まれた女性は、その前にご自身の思考の癖や、ご家族との関わり方について、一緒に向き合う時間がありました。
「私は本当はどうしたいのだろう。」
「これは自分の価値観なのか、それとも誰かの価値観なのか。」
そんな問いを重ねながら、ご自身の幸せを少しずつ見つめ直していかれました。
その上で出会ったご縁だったからこそ、以前とは違う視点で相手を見られるようになり、ご縁が大きく動き始めたのだと思います。
私たちは、このようなご紹介を「手組み」と呼んでいます。
単に条件を見てご紹介するのではなく、
「このお二人は価値観が合いそう。」
「一度お会いしたら、お互いの良さが伝わるかもしれない。」
そんなことを考えながら、一人ひとりのご縁を繋いでいます。
もちろん、すべてが上手くいくわけではありません。
ですが、システムや条件だけでは気づけない相性があることを、私はこれまで何度も見てきました。
だからこそ、プロフィールだけでは判断できないご縁を大切にしたいと思っています。
婚活で本当に大切なのは、「条件に合う人」を探すことだけではありません。
自分の先入観に少しだけ気づき、一歩踏み出してみること。
その小さな一歩が、人生を変えるご縁に繋がることもあるのです。
私たちは、無理にご縁を繋ぐことはありません。
ただ、「このお二人なら、お互いの魅力が伝わるかもしれない」と感じた時には、
「一度だけ会ってみませんか。」
と、そっと背中を押すことがあります。
そして、もう一つ大切にしていることがあります。
それは、お相手を探す前に、自分自身を知ることです。
自分はどんな人生を歩みたいのか。
どんな夫婦になりたいのか。
その価値観は、本当に自分自身のものなのか。
そこが見えてくると、不思議と「選ばれるための婚活」から、「自分らしい幸せを選ぶ婚活」へと変わっていきます。
私たちは、結婚をゴールとは考えていません。
結婚後も幸せな夫婦であり続けること。
その未来を見据えながら、一人ひとりの人生に寄り添い、ご縁を紡いでいきたいと思っています。