『医師がいい』は本音じゃなかった。彼女が婚活で見つけた、本当に大切なこと
婚活をしていると、
「どんな人がいいですか?」
という質問をよくします。
すると、
「医師がいいです」
「年収は○○万円以上」
「転勤がない人」
「仕事を理解してくれる人」
さまざまな条件が出てきます。
もちろん、それらは決して悪いことではありません。
ただ、私はいつも思うのです。
その条件の奥には、どんな想いがあるのだろう?
と。
先日、ある女性会員様とのお話です。
彼女は入会当初、
「医師との結婚を希望しています」
と話していました。
ご家族には医師が多く、ご兄弟も医師。
幼い頃から医師という職業が身近な環境で育ってきました。
そのため、
「結婚するなら医師がいい」
という考えを自然に持っていたのです。
しかし、活動を続ける中で彼女は少しずつ違和感を覚えるようになります。
本当に私は医師と結婚したいのだろうか。
それとも、
これは母の願いなのだろうか。
彼女のお母様は、娘の将来を心から心配していました。
だからこそ、
「医師なら安心できる」
「価値観も合いやすい」
「将来も安定している」
そんな想いから、医師との結婚を望んでいたのです。
もちろん、それは娘を思う愛情でした。
でも彼女は婚活を通して、
「母が望む幸せ」と
「自分が望む幸せ」
を改めて考えることになりました。
何度も自分自身と向き合った結果、
彼女はひとつの答えに辿り着きます。
それは、
「私は仕事を続けたい」
ということでした。
今の仕事は、人並み以上の努力を重ねて手に入れたもの。
だからこそ簡単には手放したくない。
そして、
仕事を理解してくれる人と出会いたい。
そう考えるようになったのです。
ところが、さらに話を深めていくと、
彼女はもうひとつの本音に気づきます。
それは、
「仕事を続けたい」
だけではなかったということ。
いつの間にか、
「仕事をしている自分でなければ価値がない」
と思い込んでいたことに気づいたのです。
仕事を認めてもらえないことが、
自分自身を認めてもらえないことのように感じていた。
そんな自分の心に気づいた時、
彼女の婚活は大きく動き始めました。
その頃、二人の男性とのご縁がありました。
一人は、
「仕事を応援するよ」
と言ってくれる男性。
もう一人は医師で、
将来的には働き方について話し合う必要があるかもしれない男性でした。
普通に考えれば、
前者の方が条件に合っているように見えます。
私自身も最初はそう思いました。
ところが、
彼女の心は動かなかったのです。
なぜだったのでしょうか。
彼女が惹かれたのは、
「好きなように働いていいよ」
という言葉ではなく、
「二人にとって一番いい形を一緒に考えていこう」
という姿勢でした。
その医師の彼は、
仕事を辞めてほしいわけではありませんでした。
彼女の仕事も尊重しながら、
二人にとって最適な未来を一緒に考えようとしてくれていたのです。
そして彼女は気づきました。
自分が惹かれていたのは、
医師という肩書そのものではなかったこと。
かといって、
医師という職業が全く関係ないわけでもなかったこと。
医師になるまでには、
想像以上の努力が必要です。
彼女は医師家系で育ち、
その努力を身近で見てきました。
どれほど勉強し、
どれほど責任を背負い、
どれほど自分を律してきたのか。
それを知っていたからこそ、
努力を重ねる人を尊敬できる。
努力を続ける人に惹かれる。
そんな価値観が彼女の中にはあったのです。
婚活では、
「条件を捨てましょう」
と言われることがあります。
でも私はそうは思いません。
条件を否定する必要はありません。
大切なのは、
なぜその条件を求めているのかを知ること。
その奥にある本音を見つけることです。
今回の彼女は、
最終的に医師の男性を選びました。
けれど、
入会当初の
「医師がいい」
と、
今の
「この人と生きていきたい」
は全く別物です。
最初の彼女は、
“医師というカテゴリー”
を見ていました。
でも今の彼女は、
“目の前の一人の男性”
を見ています。
その結果、
選んだ相手が医師だったのです。
婚活は、
条件を探す作業ではありません。
自分自身を知る旅でもあります。
条件の奥にある本音に気づいた時、
本当に大切な人が見えてくることがあります。
私はこれからも、
そんなお手伝いをしていきたいと思っています。
プルミエールでは、条件だけでは見えない“本音”に寄り添う婚活サポートを行っています。
もし今、
「自分は本当は何を求めているのだろう?」
と迷われている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。