「もう結婚できないかもしれない」
そう思った夜が、私にもありました。
婚活をしていると、
ふと、心が折れそうになる瞬間があります。
頑張っても結果が出ない。
申し込みをしても断られる。
やっと出会えたと思った相手とも終わる。
周りはどんどん結婚していく。
気づけば、年齢だけが増えていく。
そんな時、人は思うのです。
「もう私には向いていないのかもしれない」
「こんなに苦しいなら、独身を受け入れた方が楽なんじゃないか」
と。
実は、婚活相談に来られる方の中には、
“結婚したい”よりも先に、
“もう傷つきたくない”
を抱えている方が少なくありません。
期待して、傷つく。
信じて、終わる。
その繰り返しに疲れてしまったのです。
だから最近は、
「私は一人で生きていきます」
と口にする方も増えました。
もちろん、その選択が悪いわけではありません。
独身という人生も、立派な選択肢です。
ただ、私は婚活の現場で、
あることを何度も見てきました。
それは、
「もう無理かもしれない」
と言っていた人ほど、
本当は諦めきれていないということです。
本当は、
愛したい。
愛されたい。
安心したい。
「おかえり」と言い合える人がほしい。
でも、それを認めるのが怖くなってしまっている。
なぜなら、
期待すると苦しいから。
だから、
「一人の方が楽」
と言い聞かせる。
でも心の奥では、
まだ小さな希望が消えていない。
私は、その小さな火を何度も見てきました。
そして実は、
私自身もそうでした。
仕事も不安定になり、
先が見えず、
何もかも終わりにしたくなった時期がありました。
「もう無理かもしれない」
「頑張っても意味がないのかもしれない」
そう思った夜もあります。
それでも完全には諦められませんでした。
なぜなら、
信じてくれる人がいたからです。
そして、
自分自身の中にも、
「本当はこう生きたい」
という小さな希望が残っていたから。
婚活も同じだと思うのです。
すぐに前向きになれなくていい。
泣いてもいい。
疲れてもいい。
立ち止まってもいい。
でも、
「もう終わりだ」
と決めるのだけは、
少し待ってみてほしい。
暗闇の中にいる時は、
光なんて見えません。
でも、
暗闇が永遠に続くわけではないのです。
私は今、
まだ夢の途中です。
でも、だからこそ言えます。
藻掻いた人にしか見えない景色があります。
そして、
「もうダメかもしれない」
と思ったその先に、
人生が動き始める瞬間もあるのです。
もし今、
一人で苦しんでいる方がいたら。
大丈夫。
あなただけじゃありません。
そして、
あなたの人生は、
まだ終わっていません。